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My Story
穏やかな自然にかこまれた大分県竹田市。もともと料理人をしていたボクは今、この地でたくましい食材、熱い想いをもった仲間たち、家族に囲まれています。
こちらに移住してきてから、トマトの栽培に携わり、多くの発見がありました。ここ「たけた」トマトの生産は全国でもトップクラス。ただ日本の市場では、傷のないきれいなもの、サイズが規格に沿ったものが流通する傾向にあるのはよく知られていること。最近は、農家発の規格外の販売なども進んでいますが、それでも行き場のない野菜がたくさんあります。
そもそも赤くておいしいトマトを育てるために半分近くの実を青い段階で摘んで(摘果)しまいます。言い換えれば、同じに実ったトマトでも価値(価格)がつくものとそうでないものがある、ということ。
また天候に左右される、収穫時期がずれる、市場がダブつくと価格が下がることもある。つまり農業という仕事は、青果中心でみるととても不安定なものになるということです。それでも農業自体が安定的に動いていかないと私たちの生活は成り立ちません。
「農業」について考えることはあまりにも大きなテーマですが、まずはボクができることからやってみます。
食材として十分においしい可能性を秘めているのに市場には届かないもの、農家さんと手を組んで手に入る地域の食材をうまく使って、おいしい加工品を手掛けていこうと思います。
そして、「カラダにやさしい」という当たり前に欲しいことを加工品の分野でも可能な限りチャレンジしていきます。
「おいしい」「うれしい」「なるほど」という気付きが少しでも多くのみなさんに届きますように。
株式会社ヒヨクド
高橋 正敏
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